守矢神社

2/7
前へ
/48ページ
次へ
「ここは天狗の縄張りです!早急に立ち去りなさい!」 銀月と雪が守矢神社を目指して歩いていると白い髪に犬耳に尻尾の天狗、白狼天狗が警告を飛ばしてきた。 「ん?誰だ?」 「む、私は白狼天狗の犬走椛です。それは兎も角立ち去らないと力ずくでもやりますよ」 「そうか、俺らこれから守矢神社に向かう途中なんだが、ここを通っちゃダメか?」 「む、そうでしたか……なら速く行ってください」 銀月達は面倒事になりそうだったので、急いで飛んで守矢神社に向かった。 「それにしても見ない顔だったな……文さんに聞けば分かるかな?」 椛はそう呟くと再び哨戒に戻った。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

231人が本棚に入れています
本棚に追加