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「俺の尻尾をモフって良いのは雪と藍だけだー!」
「憤怒「竜呀一閃」」
次の瞬間には諏訪子を鋭い牙が並ぶ竜の顎を模した妖力が呑み込み吹き飛ばした。
ピチューン
「やれやれ……だからやめておけと言ったのに…」
「お、神奈子か」
神社の中から出てきたのは諏訪湖と同じく神様の八坂神奈子だった。
「よう、銀月。久し振りだね」
「本当に久し振りだね」
「あれ?もしかして神奈子様って彼の知り合いですか?」
「まあ、諏訪子の方は諏訪大戦の前からの知り合いで、私は諏訪大戦後に知り合ったんだけれどもね」
「そう言えばそんなこともあったな」
ハハハと談笑をしていると銀月の後ろの空間にスキマが現れた。
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