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エスカレートするセクハラ面接
「そ、
それは・・・・はぁ、
はぁ」
「わ、
わたしは、
い、
いじめには加わっていません」
「い、
いじめられてた側です」
「本当かね?どんないじめにあっていたのかね?」
「そ、
それは、
もう思い出したくないんです。
勘弁してください」
「おいおい、
まるで我々がいじめかセクハラしてるみたいな
言い方だな?」
「そういえば、
指宿君、
まだボディチェックが済んでなかったな?」
「そうでした。
佐伯さん、
悪いけど最近ぶっそう事件が
多いから、
面接前にボディチェックを行うことになったんだ。
」
「悪いけど協力頼むよ」
ようこ「は、
はい、
ボディチェックって何をするんですか?」
「簡単だよ。
危険物を持っていないか、
チェックするだけだから
手を上に上げて立ち上がってくれるかな?」
「はい」ようこは、
素直に従った。
いじめの話から話題が
変わったことに安堵していたせいかもしれない。
指宿は、
ようこの髪と頬を舐めるように手で触った。
いかつい指が気持ち悪かったが、
ようこは我慢した。
そのとき緒方が、
ようこの尻を触ってきた。
「きゃ、
やめてください」尻を触る緒方の手をはじいた。
そのときに指宿の顔にようこの肘が当たった。
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