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面接が始まったが、
2対1でようこを尋問するようなもので
あった。
面接官の緒方(おがた)と指宿(いぶすき)は、
いかにもやり手のナイスミドルという感じであった。
「キミは、
部活もサークルも高校時代から何も
やっていないのか」
「そんなんでコミュケーション能力は大丈夫なのか?」
「ビジネスは、
遊びじゃない。
ときには血みどろの争いだぞ!」
「この茨城県の○○高校ってニュースで報道されてた高校じゃないか!」
「ああ、
思い出した!確か、
金玉潰された学生が自殺したんだった
よな?」
「あれ、
キミもしかして、
事件当時在学してたんじゃないの?」
「それより、
学内で手こき売春やってらしいですよ」
「しかも、
君はなんでそこを中退してるのかな?」
「我々に納得できるように説明してもらおうか?」
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