第1章 面接1社目 恥辱のセクハラ面接

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面接が始まったが、 2対1でようこを尋問するようなもので あった。 面接官の緒方(おがた)と指宿(いぶすき)は、 いかにもやり手のナイスミドルという感じであった。 「キミは、 部活もサークルも高校時代から何も やっていないのか」 「そんなんでコミュケーション能力は大丈夫なのか?」 「ビジネスは、 遊びじゃない。 ときには血みどろの争いだぞ!」 「この茨城県の○○高校ってニュースで報道されてた高校じゃないか!」 「ああ、 思い出した!確か、 金玉潰された学生が自殺したんだった よな?」 「あれ、 キミもしかして、 事件当時在学してたんじゃないの?」 「それより、 学内で手こき売春やってらしいですよ」 「しかも、 君はなんでそこを中退してるのかな?」 「我々に納得できるように説明してもらおうか?」
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