漫画家

2/19
前へ
/24ページ
次へ
 私の職業は漫画家だ。  デビュー作を華々しく飾り担当者も付いた。  ・・・にも関わらず、パッと秀でた売れ行きもなく、今は停滞の一途を辿っている。  そんな中、新しくついた担当者に新しい分野を確立しましょうと言われるまま、レディースコミックを描いてみた。 「ウーン、ダメだな」  最後の一枚まで原稿を唸りながら読むと、担当者はビリビリと全てを破り始めた。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加