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・・・「立花くんいるかな?」
小さな紙人形が刑事課の受付のとこまで飛んできて俺の事を呼んでいる。
普通の警察署ならとんでもない怪奇現象なんだろうが、ここ裏和署では日常のことなのだ。
立花「署長、呼ぶんなら内線でお願いします。」
人形『面倒なんだよ!電話と言うか機械は苦手でね♪ところで暇かな♪』
立花「暇なわけ無いでしょ!署長この書類の山見てくださいよ」
俺の目の前には書類が山のように積まれている。
人形『だって、この署で、数少ないコーヒー一緒に飲んでくれる《人間》なんだから、』
だったらもう少し労って欲しいよ( ̄▽ ̄;)
人形『なら二、三人応援出すからさ!』
そう言うと人形がバッと燃え上がったかと思うと三本の尾を持つ大型犬位の狐が二匹現れた。
立花「悪いな、紅葉、青葉。」
狐が首をたてにふったと思うと和服の美女にと変化した。
青葉『何時もの事に御座います。』
紅葉『はよう、主様のとこへ、首をなごうしてお待ちです。』
立花「わかった、それと、書類はボールペンだぞ、その手に持ってる筆で絶対書くなよ!」
青葉、紅葉『はい、わかりもうした。』
一回全部達筆な筆で書類かかれて全部やり直させられたことあったしな(T-T)
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