使い魔

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「あの、白神さん」 返事がない 「あの!白神さん!!」 「はっ! ど、どうしましたの? 何かあったのかしら?」 馬鹿な考えをしていたせいで、吉岡くんの言葉は届いていなかったようだ 「ほら、明石さんと日向さん。 とても良いパートナーを喚べたじゃないですか? 確かに、2人とも優秀ですが、いくらなんでも凄すぎます。 もしかしたら、白神さんのアドバイスもあったんじゃないか?と思って…… よかったら教えていただけませんか?」 「確かにしたわ? わかったわ、教えてあげる。 ただ、大したことは教えてないの。 大切なことは、魔力の質を最大限向上させることよ。無駄なことは考えないで。 吉岡くん、あなたは彼女たちよりもそれが上手ね。あなたにも素晴らしいパートナーが現れると思うわ」 「本当ですか? ありがとうございます!」
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