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急に突風が吹きわたり、どこからか現れ、舞い上がった木の葉が渦になり吉岡を包んだと思ったら、吉岡は姿を消していた。
「先生……
面目丸つぶれですね!!」
「今、それを言うんじゃない。
まったくお前は…………」
このまったく空気が読めない男、島津くん。大抵のことは、許される、そんないいキャラをお持ちだ。珍しく神妙な面持ちかと思いきや、やはり空気は読めなかったようである。
「まぁいい、とりあえず白神。
お前は放課後残ってくれ、話がある」
「わかりましたわ」
二人とも、内容がすでにわかっているのだろう、神妙な面持ちだ
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