来れ!!魔闘祭!!

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急に突風が吹きわたり、どこからか現れ、舞い上がった木の葉が渦になり吉岡を包んだと思ったら、吉岡は姿を消していた。 「先生…… 面目丸つぶれですね!!」 「今、それを言うんじゃない。 まったくお前は…………」 このまったく空気が読めない男、島津くん。大抵のことは、許される、そんないいキャラをお持ちだ。珍しく神妙な面持ちかと思いきや、やはり空気は読めなかったようである。 「まぁいい、とりあえず白神。 お前は放課後残ってくれ、話がある」 「わかりましたわ」 二人とも、内容がすでにわかっているのだろう、神妙な面持ちだ
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