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『…こいつはルイ・ハワード。アタシの執事だ』 「ルイ・ハワードです。学校内ではご一緒させていただくこともありますので、よろしくお願いいたします」 ルイはアタシが小2のときから一緒。 「は、波瑠ちゃん…。ルイさんは、その…何歳なの…?」 『たしか、24…だよな?』 「はい。さすがでごさいますね、姫様。」 ルイとは7つ離れてるのだ。 執事であり、兄であり、という感じだな。 「波瑠。もう話はいいか?」 『ああ。』 「じゃあ、早く行こー?」 「そうだな。早く行こうぜ!!」 「さあ、行きましょう、姫」 「ルイさんも来ますか?」 「いえ。姫様をお願いしますね」 え。なんか、半分無理矢理だな、これ…。 まぁ、いいか。
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