第1章 病気と向き合うこと

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2014年8月4日入院しました。 まずは検査から、先に書かれた症状は、わかっている今だから書いたのてあって、このときには当然わかりません。 どのような症状があって、何の病気か調べます。 眼科に行き、眼球の動き、視界の幅、明るさの感度、もちろん視力も調べます。意外にも視力は悪くなっていませんでした。同じ検査を繰り返し行います。間違いがないように。 他に、髄液検査と言うものがあります。背中から注射で骨髄を取り、神経細胞が攻撃されているかがわかります。 さらに、MRIや腹部CTで、どこで炎症しているかも調べます。 髄液検査の時に、髄液をとった後には、絶対に動かないように注意してください。動いてしまうと、とてもひどい頭痛に襲われます。3日程で痛みは無くなると言われましたが、一週間は治りませんでした。頭をあげると、痛み始めるのでまともには動けません。5分も身体を起こしていられませんでした。しつこいですが動かないように注意してください。 検査も終わり、2日程で結果が出ました。多発性硬化症でした。 私の場合は、以前から炎症していたようで、たくさん炎症がありました。 視神経は目の働きを阻害します。 大脳は認知、記憶について阻害します。 脳幹は、進行するとどうなるか聞きませんでした。義務教育の知識でも生きるのに必要な機能を司ることを知っているので、知りたくなかったです。 MRIの画像を見て最初に思ったことは、 「こんなんでも、動くんだ。」 って思いました。 最初に放置していたようで、それが良くなかったそうです。 発見段階にしては、進行しているそうでこれからの治療を頑張りましょうと、言われました。
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