第1章 病気と向き合うこと

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久しぶりの我が家に帰って来ました。 入院する前には、寝返りしかできてなかった娘が、ハイハイしてました。赤ちゃんはすごいなと日々思います。そして、すくすくと育って欲しいとも思いました。 治療についてですが、退院はしましたが、今後も継続的治療を行わなくてはなりません。 継続的治療にもいくつか種類があります。 まず、私も使うことになったインターフェロン、これは2種類あります。 注射の頻度、注射する部位、注射の副作用等の違いがあります。 他にも、飲み薬のジレニア(イムセラ)もあります。 現在、治療薬の治験が進んでいるので続々と増えていくでしょう。 自分にあった薬を使うために薬について調べてみましょう。検索すれば、製薬会社のサイトに詳しくの私は、インターフェロンのアボネックスを使うことにしました。 毎週1回寝る前に筋肉注射します。 副作用として、注射した翌日にインフルエンザのような症状(頭痛、関節痛など)が出ます。まれに鬱気味になる方もいるそうです。鬱病になった事のある方は、使わないようになっていますので、医師によく相談しましょう。 注射の指導のためにまた2、3日入院し自分で注射する自己注射を習得すれば、ようやく日常生活に戻れます。 仕事についてですが、わたしの職場の上司には、この病気にとても理解を示していただけました。 知人に多発性硬化症の方がいるそうなので、その方から話を聞いて今後のことを考えてくれていました。 これからの勤務について話し合い、注射の翌日に休みをもらい、身体が薬に慣れて体調が戻るまで勤務時間の調節をします。早退や欠勤は有給休暇で処理しました。 この時には、すぐに体調も戻って、また働けると思っていました。
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