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「え、てかあの子知り合いなの?めっちゃ可愛いじゃん!!」
大河が円に気づき、明らかにテンションが上がっている。
「大河うるさい。海斗悪いけど、こいつ連れて今日は帰ってもらってもいい?」
「そうだな、そうするわ」
一度、海斗と大河には新太に説明するためテーブルに戻った。龍也も円のところに戻る。
「円ちゃん、お待たせ。指名なくなったから俺まだここにいるね」
「…新太来てるの?」
一応円から見えないところに海斗たちを呼んだつもりだったが、気づいていたのか。
「円ちゃんは何にも気にしなくていいよ」
「でも、」
「今日は俺に会いに来たんでしょ?他の男のことは考えないの」
「…」
「円ちゃん?」
「りゅうくん、ホストみたい」
驚いた顔で円が言う。
「これでもホストです」
「ふふっ、そうでした」
良かった、円に笑顔が戻った。
龍也はホッとしてイチゴミルクを飲んだ。
「翔さん、お見送りはどうしましょうか」
黒服が海斗たちの方を見て言う。
「あぁ、行くよ。円ちゃん、少しだけ待っててもらってもいい?」
「うん、大丈夫」
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