05 #3

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だけど、どうしてもケイと帰ることに抵抗がある。 「あたし、体育祭の実行委員だし、いつも練習できるかどうか…」 「お前が実行委員会の時は、俺は合唱のほう練習して待っとくよ」 「いや、そういうことじゃなくて!」 すでに、いつも一緒に帰ることが決定したかのように話すケイに、焦り出す。 「だって、委員会があるのに、ケイと一緒に帰ったら、おかしいじゃない。 それに、実行委員と伴奏、どっちもなんて、きちんと出来る自信ないよ!」 「コハルは実行委員会があっても、終わったら必ず音楽室に来いよ。それまで、お前を待ってる。 俺達は、必ず揃ってから、校歌の練習しているってことにしとけばいいんだよ」 ・
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