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それと入れ替わるように、ケイも運ばれてきた。
「ケイ!!」
あたしが駆け寄ると、ベッドを押している看護婦さんから、人差し指を口の前にあてて、笑顔でしーっというジェスチャーを返された。
コクンと頷いて、一緒に付いて行く。
ケイを見ると、頭に包帯を巻いていて、眠っている。
痛々しい姿に胸が痛む。
「ケイは…ケイは…」
「私からは言えないの。ごめんなさいね。今、お母様に説明しているから、それを聞いてください。
ただ…心配しなくて、もう大丈夫よ」
きっと、身内以外に検査結果を話したりするのは禁止されているのだろう。
だけど、看護婦さんは、やんわりとあたしに教えてくれたのだ。
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