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真っ直ぐに伝えよう。
「あたし……ケイがいないと、ダメなの。
産まれた時から一緒なんだもん。ケイがいない世界なんて、考えられない…」
あたしの心が、大切なあなたへと届きますように。
「ケイが好き…!」
きっと、産まれた時から、あたしの隣にいるあなたが一番だった。
「ずっと、ずっと、ケイが好きだった!」
「コハルッ…!」
ケイがあたしの腕を勢いよく引き寄せ、力強く抱き締めた。彼のぬくもりを肌で感じ、あたしは満たされてゆく。
「だから…お願い。あたしの傍からいなくならないで…!」
彼の背中に腕を回して、自分からぎゅっと抱きついた。
「……絶対にいなくならない。ずっと一緒だ」
「ケイ…!」
ケイの腕の力が強くなり、苦しくなるくらいケイの中に埋もれる。
でも、それはあたしにとって、一番の場所。
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