第6章 隣の席

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第6章 隣の席

朝6時――。 目覚めれば悠月さんの部屋だった。 (ああ、そうだ……) 壁に立てかけられたギター。 古い映画のポスター。 本人のモノクロポートレイト。 そして慣れ親しんだ 彼の香水の匂い。 彼の物で満たされる ここは僕にとっての天国。 そして――。 (綺麗だな……) 隣のベッドには美しい天使の寝顔。
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