第7章

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「ぎゃはははははは!!!!!」 …イラ 入学式以来にビシッと決めたスーツ。 くせ毛の少し長めだった髪は、それなりに短くして。 インターン先に挨拶に行って、その足で大学に戻り、講師にも挨拶に行った後、避けていた悪友にあっさりと見つかった。 「お前、そのカッコまじでウケる」 「似合う、似合う!」 「お前らな…」 心を入れ替えて数日が経ち、…数日といっても、どうしようもなく長かったが。 せめて真面目になろうと、いままでサボりがちの講義にも出て、レポートもやって、バイトもまあ変わらずやって。 逃げていた就活もはじめようと決めた。 そして、絶賛逃げてるこいつらにバカにされている現状…… 納得いかねえ。 パシャ 「いま撮ったか?」 「撮ってない撮ってない」 誠は満面の笑み。 俺のケータイを持ち、ポーンと投げ、それを和寿がナイスキャッチ。
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