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部屋から出ると、隣に生徒会室とかかれた札がある部屋が隣にあった。
「…これが…生徒会室…」
広い…。
「そ、んじゃ入るぞー」
そう言って副会長さんがドアを開けると、中から声がした。
「…あ、おかえり。補佐くん大丈夫だった?」
出迎えてくれたのは、書記さん。
「ん。なんとか落ち着いた。琴は…って、どうした?」
どうした?と言われた僕は、生徒会のメンバーに会わせる顔がなく副会長さんの後ろに隠れていた。
「……怒られ…ちゃう…?」
少し怖かった。
副会長さんは優しかったけど、いきなり舞台の上で泣き出したんだ。
怒られると思った。
「…フフ。誰も怒らないよ。出ておいで?」
そう言って片手をだしたのは、さっきの書記さん。
「……ほん…とに?」
「うん、本当に。ほら」
僕は、少し怖かったけど書記さんを信じて影からでた。
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