第1章

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僕の名前は、 白石 琴 (シライシ コト)高校2年生。 少し説明したけど、 この学園は全寮制だから、家に帰る必要がない。 …まぁ、僕にとっては好都合。 ちなみに、学園の名前は 白瓷学園(シラジ)って言うんだ。 呼びにくいから、あまり言わないけど…。 寮は、階ごとにわけられていて、 1階 → 1年生 2階 → 2年生 3階 → 3年生 となっている。 各階ごとに、ロビーがあってそこには自販機やソファなどが置いてある。 トイレは、各部屋1つあるんだ。 部屋は、基本2人部屋 or 3人部屋と決められている。 だけど、僕みたいな特待生は特別で1人部屋が許されている。 201号室~204号室までが、特待生の部屋になっている。 僕は、203号室。 205号室からは、普通の生徒たちの部屋になっていて、2人用か3人用かはバラバラ。 門限は、寮内にいるときは関係ないけど、それ以外の場合は10時と決められている。 それを過ぎる場合は、各学年の寮長に申請書をだして許可をもらうらしい。 お風呂は、全学年共同の温泉みたいなところ! …すごく広いんだ。 まぁ、特待生の部屋は、1人部屋だからその分お風呂も付いてる。 だから、僕は、そっちの方を使っている。 どうやら、他の特待生もそうしてるみたいだし… 食堂も全学年共同フロアになっているけど、購買で買ってきて部屋で食べてもOKになっている。 中学校も、同じ制度で、違うところに寮がある。 大学生は、寮ではなく学園の敷地内にあるマンションに同じように住んでいるらしい。 さすがに、大学生ともなると帰宅時間が遅くなるらしいから… …と、まぁ。こんな感じかな… そろそろ、学校行かなきゃ…
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