第一章

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大きな岩の上で胡座をかいたまま、感情に任せて金棒を振るう。 大地は大きく振動し、地揺れとなる。 途端に、近くにいた鬼が全ていなくなる。 触らぬ鬼になんとやらか。 鬼が鬼を畏れてどうする。 すでに神すら畏れていない我等だというに。
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