ファーストタイム

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パパの質問に男は、だだでさえ目付きの悪い目を細める。 あぁどうか… 違う大学だと言って頂戴! 心の中で手を組んで、祈る様な思いでいると… 「えぇ…まぁ…」 不機嫌そうに、同じ大学である事を認めてきた。 ズガガガガァァァァン! その瞬間、私の頭に雷が落ちてきた気分になる。 生まれて初めての悪夢。 「あ…でも…」 向こうは私の事を知っていけど… 私は奴を知らなかった。 て、事は…学部が違うのかも! これから先、大学で会う可能性は低いかもしれない! などと、ポジティブシンキングしていたのに 「そっかぁ~!じゃぁ大学でも風香の事、宜しく頼むね!」 パパは嬉しそうに微笑んで、何故かソイツに宜しくしてしまった。
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