第7章 本音と建前

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息を切らし駆けつけた病室。 扉を開けるとそこには――。 「本当にどうしょうもない子で申し訳ありませんっ!」 東堂さんにひたすら頭を下げる 派手な身なりの女の人がいた。 「お母さん……」 リーダーが言った。 「え?」 「ココのお母さんだ」 事情の分からない僕に 悠月さんが小声で告げる。
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