まこはる①
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「あった」 ガサガサと何かを漁っていた真琴は嬉しそうな声をあげ、再びこちらに振り向いた。その手に持っていたものを見て、遙は驚きを隠せない。 「はい、ハル」 「っ…!なんのつもりだ!こんなの…っ」 着れるわけがない。そう続けようとして、遙の動きは止まった。 真琴が再び渡してきたものは、大きめのサイズのメイド服だった。 「……真琴…まさか」 「あれ、とっくに気づいてると思ってた」 .
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