プロローグ

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ある日いきなりの夕立に襲われて、悪いと思いながらもそのお店で雨宿りをさせてもらった。 きっとそんなことがなければお店の事は気になってもここまで近づく事はなかっただろう。 「良かったら入りませんか?」 止まない雨を見つめ、途方に暮れていたときに後ろから声を掛けられた。 振り向いてみると、黒い髪に銀縁のメガネ、顔は切れ長の目に口鼻と均等に配置されていた。 いわゆるイケメン。
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