プロローグ

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「そこ、結構濡れると思いますのでどうぞ。 夕立止むまでいてもらって構いませんよ」 一瞬迷ったけど気になっていたお店。声を掛けてもらったせいもあり戸惑いながら中に入ってみた。 後に着いて奥に着いていくとアンティーク調のテーブルと椅子の前に案内された。 「こちらに掛けてお待ちください。 タオルと飲み物お持ちしましょう。コーヒーと紅茶どちらがよろしいですか?」 別に買い物するわけでもないので申し訳ないと言うと、自分が飲みたいので気にしないでくださいと言われた。 どちらでも構わないと伝えると、分かりましたと奥に行ってしまった。
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