第1章:旅立ちの朝

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  (やしろ)が一つある他は、何ら特徴の無い小さな村。 【フダンの村】と呼ばれ、六つほど家が建つその中に、近く隣り合う二つの家。 東側の青い屋根の家には、10歳程の少年が、 西側の赤い屋根の家には、同じ位の少女が、 其々の部屋で眠っていた。 やがて村にも日が昇る。 この朝に、二人は旅立つ。  
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