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「早く、先生を呼んできて」
白い服を来た看護師がせわしなく走り回っていた。
『ここは、病院?』
『俺がいる?』
俺は、自分が手術台に乗っているのを上から見ていた。
大怪我だと分かるほどの怪我をしている。
「先生、早く」
病院の先生が急ぎ足でやってきた。
来るなりすぐに手術台の上にいる俺を見ていた。
そして心拍計に目をやる。
ピーーーーーーー
すでに時遅く心拍計は、
ただただ真っ直ぐに伸びている。
俺は、思い出した。
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