第1章

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などとやはり同じ臭いの漂う質問を口にした。だが「は?べつに・・・。ただぶ らぶらしてるだけだ・・・ああ!くっそ!やっぱこんな時間だから誰もつかまん ねー!!」少女はそれに返答し終わらないうちに、いきなりいらだちと共に立ち 上がると、「お兄さん金持ってんの!?ホ別5でどう!?」と僕に詰め寄った。 「は?なに?どういうこと?」 「だから!ホテル代別で5万でどうかっつってんの!」 この発言にはそれまでの言葉以上に面食らって、僕は思わず「はー・・・。」と ため息と共にうなだれて両手に顔をうずめた。 「いや意味はわかってるよ。ていうかなに?そんな事いつからやってんの?」 「んだから説教とかいいから!金もってんの!?なんなら特別3でもいいよ!」 そして僕はもう一つ大きくため息をつくとやっと顔を上げ「いや金はあるけど、 ていうかそういう問題じゃ・・・」と言いかけたが「いいじゃん!!」とまるで 親にだだをこねるようにフェンスをガシャガシャ揺らす少女の言葉にさえぎられ 「どうせ今日は死なないっしょ!?だったら最後に一発やってスッキリ明日死ね ばいいっしょ!!」そう続けられた言葉にはもう一言もなかった。 「だからそういう問題じゃなくて・・・。」 「はぁ!?何が問題よ!?」 「何が問題って・・・。それは・・・。なにもかもというか・・・。つかそもそ も俺もうそういう性欲とか?もう何年もないし。あっても俺そういう趣味ない しさぁ。」 「んなもんそんな雰囲気になれば出てくるって!!つか脱いだら普通と変わんないしjkだとかJDだとか思えばいいじゃん!!お兄さん何歳よ?まだ若いっしょ?」 「え?ああ・・・。34」 「ほら若いし!!ね!!いいじゃん!!いま全然金ないんだよね。つかもうマン 喫きついし、今日は足伸ばして寝たいんだよね。」 「いや・・・。まじ無理・・・。」
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