第4話 交錯する想い
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次の日、俺とデュークが勉強しているところへ告乃はやって来て、こう言った。 「あ、あのね。昨夜のことなんだけど…。アレ、なかったことにしてくれないかなぁ」 上目遣いでおずおずと切り出しておいて、妙にバッサリ言ってきた。 「………はぁ?」 何となく引きずっていた甘い気持ちは、一瞬にして灰になる。 「ほ、ほら。だって、アレ…、夜中のことだし……。私もちょっと感情的だったっていうかさ……」
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