異界から ④

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―――2013年11月。 とあるお洒落なバー。 店内には15席程しかなく 店員もマスターが1人だけ。 こじんまりとして アットホームなそのバーの一角で その夜、私は 占いのイベントをしていた。 元々そのマスターとお友達で 世間話をしている時に 彼のバーで月1で 占いイベントをする事が決まった。 先月から始まったイベントは 今月で2回目。 大反響過ぎた先月に比べると お客様は減少したが それでも私は ノンストップで占いをする程 お客様は入っていた。 何人を鑑定しただろうか。 平日だった事もあり 日付が変わり1時過ぎた頃には お客様が途切れた。
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