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魔界の王子の伴侶として
魔界に連れて来られた私。
そこに
ハルはいたのだ。
ハルは魔界の中で
それなりの地位にいたらしく
姫である私を目にする機会が
度々あったようだ。
そして
王子の伴侶とわかっていながら
私に恋をしてしまったらしい。
ハルも
最初は悩んでいたのかもしれない。
姫だから諦めるしかないと………
でも
私を本気で愛してしまったからこそ
ハルは気付いてしまった。
私が
徐々に魔に染まる己と
苦しい程に葛藤していた事を。
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