Un Chapitre..
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いつも放課後に、隣のクラスから聞こえてくるギター音。 物静かで耳に馴染みやすいリズム。 恐らくフォークソングだろう。 それは心によく染み渡る曲調で、優しい音色だった。 蜩の鳴き声と一体化する。そんな毎日聞いているせいか、リズムを覚えてしまい、口ずさむ事もできてしまっていた。 「……~♪」 机の上に肘をつきながら、両手で頬を支え、茜色に染まる空を俺は暗くなるまで見つめ続けた。 ▽
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