第8章 春の花火

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「それで、どうしてメンバーじゃない彼までここに呼ばれてるんですか?」 愛理は不服そうに場違いな僕を見やる。 「あ、そうそう。ミイちゃん」 社長は思いだしたように 猫撫で声で僕に向きなおる。 「どうだった?大学での反応は?」 「はあ……」 先日 僕が初登場した回の『バッカス!』が放送されたんだ。
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