第1話 オカルト研究部の日常

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「748回中747回は僕1人で開催したんだよ。花守くんが入部する前にね。」 「1人で今の747回もやってたの!?悲しすぎるわ!ってか入部したっつーかさせられた、な」 不満げに訂正する花守。 それもそのはず。花守は転入生で、まだ学校のことを良く理解しないうちに一条によってオカ研に引き込まれたのだ。 「まぁ、小さい事はいいじゃない!それより、宇宙人だよ。宇宙人。」 人の学校生活を180度変えておいて小さい事とはなんだ、と花守は思ったが口には出さない。 言うだけ無駄だと知っているからだ。
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