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「先生がクラスの生徒たちに言ってたんだ。
転校生は小さい頃に親御さんを無くしてるから、あんまりそこには触れないように~、とか。」
「へえ。それは確かにおかしな話だな。」
花守の同意を得られたことで、でしょ!でしょ!と一条は俄然やる気になった。
「それではこれから、その謎の転校生の所に偵察に行きます!
僕が交信を図るから、花守くんは何かあったとき捕獲する役ね。」
「はいはい。てか転校生は宇宙人決定なのか。」
2人は偵察の準備を始めた。
花守が『どうやったら宇宙人は現れるんでしょうか会議』の中止を若干喜んでいたことは言うまでもない。
そんな2人のシュールでカオスなオカルト研究部の日常が今日も始まろうとしていた。
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