太陽と……

5/6
前へ
/400ページ
次へ
「これから色んなモノや文化が、日本に入ってきますね!」 「柚が来た時に着てたのも、こんな感じだったもんな」 「これからもっと成長するんだ、日本は」 口々に言うと 柚がポタポタ涙を流した。 「え!どうしたの?」 藤堂が声をかける。 「……皆で一緒に時代を越えたんだね。 誰一人失わずに……」 と言った。 「あぁ、そうだな」 「お前が落ちてきた時は、幕府が滅びるなんて全く信じられなかったぜ。」 土方の返事に、原田が付け足した。 「でも、僕がこうして居られれるのも、柚さんのおかげだし」 「俺らが離隊しないで済んだのも、柚ちゃんのおかげだし」 「副長と離れずに済んだのも、柚のおかげだ」 沖田、藤堂、斎藤が言った。
/400ページ

最初のコメントを投稿しよう!

740人が本棚に入れています
本棚に追加