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「盟に、危ない人間が誰か、すぐ教えないといけませんね」
沖田の言葉に、皆が永倉を見て頷いた。
「え!なんでだよ!
俺危なくねぇだろ!?」
「しんぱっちゃん、うるさいよ、盟が起きちゃうじゃん。」
何年たっても変わらない。
「パチ、めいたん苛めちゃダメお?」
朔にまで言われるようになった永倉。
「また新しい家族が増えたね!
今年はもう一人増えるから、楽しみだ」
近藤も笑顔で盟を見つめた。
明里のお腹にも新しい命が宿っている。
妊婦が2人だった屯所は、
近藤の妻のツネ、
そして
原田の妻のまさ
が、切り盛りした。
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