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みんち「タラバガニ男はさあ、」 たかし「‥やめろよそれ」 みんち「怖いものって、ある?」 たかし「そりゃあるよ」 おさだ「ホントに怖いと、身動きできないってゆーよな」 たかし「つか、叫ぼうとしても声でないよね」 おさだ「うん。息できない」 みんち「ホントに?」 おさだ「あれ。そーゆー経験ないの」 みんち「さあ、なんつーか‥イマイチ本気にできん」 たかし「身がすくむんだよ、怖いと」 みんち「そりゃわかるけどさ、人にもよるよ」 おさだ「まあね。時と場合にもよる」 みんち「そうだよ。道横断しててさ、」 たかし「うん」 みんち「クルマがくるっつーときにさ、『危ない!よけろ!』ていわれてさ、固まって動けない奴いるけど」 たかし「あー、いるね」 みんち「あたしはそうじゃねーもん」 おさだ「そーいや、たかしはドッヂボールのとき固まってる派だっけ?」 たかし「あれは!でもボールが当たって死ぬわけじゃないし、」 おさだ「でも怖いんだろ?ボール」 たかし「‥うん」 おさだ「止まってりゃ通りすぎてくれると思うん?それとも当たったその時だけ我慢してやりすごせれば、てこと?」 たかし「イヤ、‥うーん」 みんち「ぎゃはは。タラバガニ男は横歩きもできないってか!いひひ、」 おさだ「でもホラーとかでもさ。じいっとためて、ただ待ってるみたいなシーンあるじゃん」 みんち「あー。あれな」 おさだ「あんなの、みんな納得して見てるのか?」 みんち「あれなんなんだろーな?ホントにわからん」 おさだ「現実はもうちょっとちがう。やってみればわかる」 たかし「ね。むかしあったねえ、ヒロちゃん大暴れWww゜」 みんち「そーだ!おさだおまえ、」 おさだ「小坊のとき。放課後の教室にみんなでヒロを呼び出して、閉じ込めた」
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