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みんち「きのうはね、チキンカツのお惣菜をいただいたかな」
たかし「俺も!きのうはカツ丼弁当だった!」
おさだ「おまえ‥『も』のつかいかたが違うだろ『も』が、」
みんち「それでさー。食べてみて、引いたな。『ホントにこれ、アブラで調理してんの?』て感じ」
おさだ「なんだ相変わらず皮下脂肪の育成に余念がないな」
みんち「だってコロモにアブラ含んでないんだ。パッサパサ‥さいきんの流行りか?」
たかし「そーいや豚カツとかももう、成形肉が主流になっちゃってて、」
おさだ「‥だぁから、おまえは『も』のつかいかたが変なんだよ『も』が!『そーいや』てのも変だろ」
たかし「‥なかにはお肉屋さん系のスーパーとかでちゃんとした豚肉使ってるトコあるけどね。これはマジうまいッス!」
みんち「ね。なんかこー、ちゃんとしてないと腹立つんだよね!」
たかし「ただまあ、あえて言えばコロモにさくさくクリスピー感がない、っつーか」
おさだ「‥おまえら、本格的に会話噛み合ってないぞ」
みんち「それはやっぱり最低限、ちゃんとアブラで揚げろよ~、アブラが摂りたいんだよ~、揚げ直すのもメンドイじゃないかよ~、て。すっげえムカツク」
たかし「まあ、コメもコロモもいっしょにふやけてる、いかにもなお弁当感、俺は好きだけどね」
おさだ「あれか。きょうはカツレツ部と見せかけてハナシ噛み合わない部か、」
みんち「‥つーことで、マヨネーズでぐちょぐちょにして埋めて食ったけどね!」
たかし「つか、語ってるのワンコインカツ丼だからなあ。高望みしちゃいけねーよな!」
おさだ「‥すまん。悪かった。私はきのうの夕食に」
みんち「じゃ、」
たかし「んじゃな、また明日!」
おさだ「おい(°Д°)まて!まってくれ、仲間はずれ部なのかそーなのか今日はおいてけぼり部なのかどーなんだ酷いじゃないか待ってくれよおい、」
2/おわり
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