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たかし「わーい!しげたしげた」
しげた「あのな、おまえらここでなにしてんの」
おさだ「えーと。人数が少ないんで部に昇格できないからかってに部活動めいたことをですね、」
しげた「卒業生がか」
みんち「ははは」
しげた「やめてくんない?放課後おそくなってから学校にあつまるの」
おさだ「いやしかし卒業後も訪ねてきてもかまわないってたしか」
しげた「そりゃそうだけど。不審者対策に厳しい昨今、浮浪者の侵入を容易にゆるしたなんてことがバレるとだな」
おさだ「私とみんちはちゃんと働いてます。無職はたかしだけです」
たかし「ウソです。ぼくはちゃんとバイトしてますがおさだは家業の手伝いです」
しげた「なんでもいーよ。おまえら遅くにくるから実際に顔あわした生徒はあんまりいないみたいだけどな、もうすでに爆笑する幽霊のウワサが春頃から生徒のあいだで流れてる」
みんち「先生それはおかしいです」
しげた「なにが」
みんち「我々は失笑しかしませんが」
たかし「はーッはッは、それならワタシが大笑いしてみんなをしやわせにしてやろうかあッ」
べき。(なんかの暴力音)
3/おわり
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