1.Blue Monday.

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*:.。o○o。.:*。o○o。.:*。o○o。.:* 「んんんんんーぎっ」 「聖」 「あ? ……おい、背中」 「え?」  講義が終わり、ぐっと伸びをしていた聖の傍にやってきたのは真壁。  いつもゴツめの身体を丸めて講義を受けている真壁は、終わった後も背中が丸まっている。 『タッパあんのに、もったいない』  そう言って聖は講義後に必ず真壁の背中を軽く叩く。 「あはは、ごめんごめん」 「や、俺が気になるだけだから別にいいけど。で、どした?」 「あ、うん。聖今日バイトでしょ? ご飯どうする?」 「あー……」  真壁の問いに、聖は口を閉ざして窓際で友人と話をしている神谷を見遣った。  まるで、神谷でなくどこか遠くを見るような眼差しで。 「……お前、本当は嫌なんじゃねぇの?」 「何が?」  真壁を見ることのないまま、独り言のようにボソリと呟く。 .
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