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「椎馬……」
情欲を含んだ甘い声で名前を呼ばれて、ドクンと心臓が高鳴る。
それからすぐに大成のモノが後ろに宛がわれ、ゆっくりと埋め込まれた。
「いっ……ふぅっ、んっ……」
「椎馬……痛い……？」
「だっ、大丈夫っ……はっ、あっ……」
半分程入った所で、大成がオレを気遣うように額に口付ける。
立ったままするのって、初めてじゃないか？
立ちバックはした事あるけど、大成相手じゃなかった……いや、止めよう。
オレはもう、大成としかしないんだから。
「椎馬……しっかり掴まってて……」
「ふぁっ……何っ……！」
背中を更に後ろの壁に押し付けられたと思ったら、ギリギリ身体を支えていた反対の足も抱え上げられる。
ちょっと待って、オレ浮いてる！？
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