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会場の扉の前につくと中からは話し声も聞こえてこない
俺は恐る恐るゆっくりと扉を開けた
ギ…ギギギギ…
錆びた扉が更に俺の恐怖心を煽る
なんで錆びとるんよ!
「ほら、間抜けズラしたムーニー様のおでましよ」
ズラリとテーブルを囲んでみんなが座っていた
その真ん中あたりで腕を組む楓が俺を見て言う
まあこれぐらいは覚悟の上だ…
そして俺は席にすわった
「私達の気持ちをもてあそんで一晩で三人も抱くなんてどういうつもり?」
開口一番はアキ姉だった
「いや…すまない…酒によっていて」
ドンッ
誰かがテーブルを叩いた
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