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「ええ。構わないわ」 そう、それでも構わない。 私を魔の道に導いたんだもの、今日一晩中、好きにさせて貰うの。 そうでもしないと、なんだか気が済まない。 「分かりました。では・・・サービスさせて頂きます」 彼は双眼鏡越しにニッコリ微笑むと、二丁目から一丁目に続く路地を歩き始めた――。
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