…僕について…

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      登下校を一緒にしたり、昼休みに会ったり…   とても面倒だった。   休日にも会いたいと言われ、絵に集中したいからと断ったら…   泣かれた。   泣いてどうにかなるんだろうか? 泣いたらすっきりするって言うし…   僕は黙って見守った。   すると彼女から別れを告げられた。     特に困る事もないので「わかった」と言ってその場を去った。     夏休みに入るまで、そういう事が2度あった。     山下と長谷川からは「何やってんだ?」とか「相手を大事にしないから…」などと言われたが、僕にとって友達と遊んだり、絵を描く時間をなくする彼女達の方が悪いとさえ思っていた。    
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