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家に帰り、一通り家事をやり終わった頃に恭二が、仕事から帰ってきた
あまり元気がない感じがする
「おかえりー何か飲む?」
「あぁ、じゃあ濃いお茶で」
高校生なのに渋いなと思いながら用意して出す
何気ない感じで聞いてみる
「今日の仕事は何だったの?」
「今日は会社のミーティングだった。
はぁ 航はさぁ、好きでもねー奴にお金のためとはいえ、抱かれること出来る?」
「え?俺が抱かれるってこと?抱くんじゃなく?男に?え?」
「いゃー経験はないからなんともだけど、好きならまだ考えられるけど、お金のためってどーなんだろ」
「航も実際困ってたじゃん。金が無くてさぁ もっと困ってて金あげるからどお?って言われてらどーする?」
「いや、日雇いもあるし、好きじゃないのに男でも女でも嫌だよ」
「じゃあ、親が病気でどうしてもお金が必要ならどーする?」
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