第2章

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お母さんにアイスを渡した 溶けているかと思ったけど、まだ寒いし、もともとカチカチだったから大丈夫だった アイスが溶けてないことに安堵し、すっかり冷えてしまった身体を温めるべく湯船に浸かった お風呂から出て、部屋に行かなければ眠れない 俺が寝ている部屋、つまり恭二の部屋に向かった 部屋にそっと入ると恭二はいなかった その隙に布団に入り寝てしまえ! いつもと違う体験をしてどっと疲れていたみたいで、すぐに睡魔が訪れた 大きくて優しい手が俺の頭を撫でる でも寝かけていた航はそのまま深い眠りについた 「おやすみ、航」
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