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彼らの話は尽きる事がないようだ。
周りを気遣い声を小さくしているが、時おり聞こえる笑い声や「そうそう!」「凄いよね~」「あのシーン好き♪」「格好いいよね♪」など意気投合っぷりを思わせる言葉が耳障りだ。
僕は加藤に入部届けを渡した事をかなり後悔した。
まわりの女子部員から浮いてしまう彼女を、僕だけのものにするチャンスを消されたからだ。
周りが片付けをしだし、加藤も帰る様子を見せたので僕もダラダラ帰り支度をする。
作品構成をしている人がほとんどだったので、片付けは簡単だ…
僕は片付けにモタつく彼女を見逃さなかった。
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