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僕は山下に電話をかけようとした。
すると、子機が鳴り「お電話ですよ」と告げられた。
僕
「はい……」
山下
「天野?誰かと話てた?携帯繋がらなくてさぁ~」
僕
「うん…ごめん。
長谷川と話してた。」
山下
「長谷川?早いな……じゃぁ…もう聞いた?」
僕
「うん……一応おめでとう!」
山下
「なんだよそれ…」
僕
「長谷川の事…好きって感じに見えなかったからさ~」
山下
「好きだよ!」
僕
「へぇ~…」
山下
「なんだよ!」
僕
「長谷川…不安がってたよ…強引にOKもらったみたいだから…」
山下
「…………………」
僕
「どうしたの?」
山下
「嫌なんだよ…」
僕
「何が?」
山下
「長谷川を傷つけるなんて…」
僕
「それはわかるけど……僕ならOKしないよ。」
山下
「天野はどっか欠けてんだよ」
僕
「ははっ♪確かに……
けど、山下…
その選択は後悔するよ」
山下
「努力はするよ」
僕
「わかった…応援するよ」
山下
「どうも……じゃあ…またな」
僕
「うん……あ!ちょっと!」
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