第二幕

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「いいか、夢斗、王様は娘が嘘をついた事と人のせいにしたことに対して怒ってるんだ。親子の話し合いに口をはさむな」 「でも、親が子供を怒るなんて」 これだから甘やかされて育った奴は嫌いなんだ 自分の意思を間違いないとつらぬき通すところがな 「まぁ良い、アイチ。あれをここに」 あれって何だ? 「王様、お持ち致しました」 そう言って持って来たのは2つの水晶だった 「すまぬな」 「いいえ、構いません」 「それでは勇者殿、この水晶に手をかざしてくれ」 「この水晶は何ですか?」 確かに俺も気になるな 「この水晶は魔力を測る水晶じゃ。もうひとつの方は属性を調べる水晶じゃ。」 「分かりました。でも流し方がわからないんですけど.....」
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